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春の訪れと気分の変化

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昨日あたりから、気温が上がって参りました。
春になると、寒かった頃に比べ軽装になるので、家の外に一歩踏み出すパワーが少なくて済みます。
そして、どこかしら、外気の中に春のパワーを感じますね。

そんな折、ふと、昔やってたことを再度やってみようかと思い立ちました。
春なので、気分を変えてみようと思って。

はりきゅう東京知足堂の秋山、ここ数ヶ月は白衣で仕事をしております。
その昔は思うところあって、かりゆしウェアやチュニック、ポロシャツなど、白衣以外を着ていました。
白衣は清潔だというのは、単なる幻想だと病院勤務時代に思いましたし、むしろ白衣を着ることで、リラックス効果が下がると考えたからです。
(参照ブログ⇒「白衣性高血圧を防ぎ、ストレスフリーを目指すには
http://www.taruwosiru.jp/blog/2012/11/post-3.php )
それが、「白衣を着た方が治療の効果が上がるというデータがある」と某所で聞きつけ、どうせなら効果が上がった方がご利用者様のためではなかろうか、と方針変更したのでした。

さっそくクローゼットから昔、着ていた半袖シャツを出してみまたところ、何だかしっくり来ない。。。
一度、着たものの、すぐに脱いでしまい、白衣に着がえたら、しっくりしました。
実は、白衣を着るようになった当初は、むしろ白衣に対して違和感を感じていました。
それから1年以上経ち、その間に心のどこかが変わっていたのでしょう。

そういうことって、結構ありますよね。
これまでは当たり前だったことが、そうでなくなったり…。
こういう変化って、当然だし、大事だとも思うのです。
身だしなみで言えば、永遠に同じ髪型で、永遠に同じ化粧をして、永遠に同じ服を着て…なんてことはあり得ない。
文化財のようなものなら、ある程度の期間において普遍的な価値というものは存在するにしても、生身の人間なら、必ず変化しているはずです。

一方で、変化には、不安が伴うことも少なくありません。
これは、多くの場合、現状維持を求め、変化を望まない「脳と心」の仕組みが不安にさせているために発生しています。
気にしなくても大丈夫な不安なのです。

変化は、こわいことではありません。
時として、変わることで失うものもあるものの、それは必然性があって失っているので、恐れる対象になりません。
未知のものに対する不安も、当たり前に存在する心理で、もしあえて先に進もうとするのであれば、自分がどうありたいか、変化の先の自分の姿を能動的に想像することですね。

今朝の私、「とりあえず、昔の服を出してみた、でも違うと感じて、いつもの服に戻した」というだけのことながら、自分自身の変化に気づくことができて、楽しかったです。
白衣を着ないという選択をしてみなかったら、気づけなかったことですね。

さてさて、今後、また白衣を着たくなくなる日が来るかも知れません。
今現在、この先どうしたいか決めていませんから、半年くらいは白衣の生活を続けるのかな…とは思います。
が、心境の変化は、いつ訪れるかわかりません。
社会に迷惑にならない範囲の変化には、柔軟に対応していこうと思います。
その方が、違和感なく、気分よく日常を送れますから。

当たり前だと思って続けている行動を少し変えてみる。
一見すると、ほんのわずかな違いであっても、気づくことは少なくありません。

▲元気とキレイの よい関係▼
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2015年03月18日

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